40代ともなれば使い慣れた化粧品がある方も多いと思いますが、お肌にトラブルありませんか?エイジングケアは年齢と共に変化します。
お肌の状態をしっかり見極め、今必要な化粧品を選びましょう。
間違えやすいシワ対策
口元のほうれい線、目じりの小じわなど加齢によるシワが目立つようになる40代。もしかしてコラーゲン入り化粧品ばかり選んでいませんか?
加齢のシワは確かに肌のコラーゲンなどの減少が原因なのですが、化粧品に含まれるコラーゲンはあくまで保湿効果として入っています。
保湿は基本のエイジングケアではありますが、加齢によるシワにはあまり効果が望めないのです。
加齢のシワは減ってしまったコラーゲンの生成をサポートしてくれる成分を選びましょう。ビタミンC誘導体・レチノール・ナイアシン・プロテオグリカンといった成分なのですが、成分名を覚えられなくても大丈夫です。
店頭やネットショッピングでは「肌細胞の生成を促す、サポートする」といった説明がある化粧品を探してみましょう。
基本の保湿も選び方を変えましょう
エイジングケアの基本はなんといっても保湿です。
水分を保つヒアルロン酸やセラミド、弾力ならコラーゲンというふうに成分によって期待できる効果も変わってきます。中でも肌の保湿を保ち、外部の刺激から肌を守るセラミドは加齢で減少するので、化粧品で補うことがエイジングケアにつながります。
しかしセラミドは動物性のもの、植物性のもの、石油原料から合成したもの、ヒト型セラミドと呼ばれる酵母から生成されたものなど原料によって値段も効果も変わってきます。化粧水なら成分表記をよく読み、上から10番目までにヒト型セラミドが含まれているかどうかを参考にしてみてください。
美白を目指すのならビタミンC誘導体を
シミは今までに浴びてきた紫外線の量で増えたり濃くなると言われています。
美白と言えばビタミンCですが、成分が壊れやすく浸透しにくいという難点がありました。そんなビタミンCの成分を安定させ、浸透力を高めたのがビタミンC誘導体です。
加齢によるコラーゲンなどの肌細胞の生成を促し、シミとニキビを予防し、ハリを与えて小じわを防ぐと言われています。一つの成分で様々な問題をカバーしてくれる優秀なエイジングケア成分と言えるのではないでしょうか。
ただし高濃度であればあるほど刺激を感じたり乾燥する可能性があるので、注意が必要です。高濃度と言えるのは5~10%の配合量です。一般的な薬用化粧品で1~3%ほどの配合であり、ドクターズコスメなどは5~6%の配合です。参考にしてください。
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