アンチエイジングで大切なことは保湿だと言われています。つまり乾燥から肌を守ってあげる事なのです。敏感肌の女性でも安心して使用できるアンチエイジング化粧品のポイントを見ていきましょう。
敏感肌と乾燥は密接な関係がある
敏感肌に悩む女性は多いですが、そもそもの原因は何なのでしょうか。実は敏感肌の原因は乾燥だと言われています。
肌を覆っている皮脂膜は、肌の内部にある水分が蒸発してしまうのを防ぐ役割を持っています。
しかし皮脂の分泌が減ってしまうと、この皮脂膜を作り出すことが出来なくなってしまい、水分がどんどん蒸発してしまうのです。
肌に必要な水分が不足するということは、肌のバリア機能が失われていくこととなります。外部からの刺激を直接受けることになってしまい、敏感肌へと肌が変化してしまうのです。
このように、敏感肌と乾燥はとてもつながりが深いのです。
アンチエイジングとは、保湿力を高めること
40歳を過ぎると、肌の保湿力は急激に低下していきます。女性ホルモンの減少とも関係しているのですが、アンチエイジングのためには肌のバリア機能を正常化することが大切です。
ただし敏感肌の場合は、保湿成分の選び方にも注意が必要となります。
敏感肌の人は、もともと人間が作り出す成分に近いものが配合されているものがおすすめです。例えば、皮脂膜に似た成分ということなら、スクワランやホホバ油があります。
他にも、アミノ酸・セラミド・グリセリン・ヒアルロン酸・コラーゲン・レシチンなどが敏感肌にやさしい保湿成分です。
刺激性の強いアルコールや合成添加物は、敏感肌には刺激が強過ぎるので避けるようにしましょう。
紫外線対策も重要
“アンチエイジングには紫外線対策も欠かせない要素です。肌は紫外線を浴びると、防御反応により色素細胞からメラニン物質を生成します。
これがシミやくすみの原因となってしまうのです。また紫外線は肌の奥深くにあるコラーゲンを破壊してしまうため、肌がたるんだり毛穴が開いたりしてしまうことにもつながります。
敏感肌の人がこうした紫外線から肌を守るためにアンチエイジング化粧品を選ぶ場合は、ビタミンC誘導体・トラネキサム酸・グリチルリチン酸2K・アルブチンなどが配合されているものがいいでしょう。紫外線を防ぐとともに、美白成分が配合されている化粧品は、シミやシワを予防する効果もあるとされています。
敏感肌でも使用できるアンチエイジング化粧品というのは、各メーカーから発売されています。自分に合うものかどうかは、必ずパッチテストをして確認することが大切です。”
この記事へのコメントはありません。